prevention 予防歯科

オルカ歯科の予防歯科〜なぜ予防が大切なの?〜

お口の健康の大切さについて、深く知ることのできる機会はそう多くはありません。そして殆どの人が、歯を失ったり失いかけたりした時にハッとされられていると思います。

どうして私達がこんなにも”治療”ではなく”予防”をおすすめするのか。それは人が生まれ持った歯は失うともう二度と取り戻すことができないからです。

「今歯がなくなっても入れ歯やインプラントがあるじゃないか」
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、生まれ持った自然な歯は、人の手で作られた入れ歯やインプラントでは決してできない繊細な仕事をいくつもこなしています。

これが、失ってハッとさせられてしまう理由の一つです。

自然の歯がしている仕事

私達の歯は何気なく過ごす日常で、一体どのような仕事をしてくれているのでしょうか?

ここではその一例を紹介します。

感覚を伝える

自然の歯の根本には”歯根膜”と呼ばれる膜があり、この膜がクッションの役割をすると同時に、神経を通じて感覚を伝えています。

感覚を伝える目的として、無理な力が加わった時に回避することができるようにと言われています。

温度を伝える

自然の歯が持つ知覚神経は、私達に温度も伝えてくれています。

何気なく運んだ食べ物の温かみは、実は歯も関わって感じています。

自分とその周りを守る

実は、自然の歯の中にはきちんと血が通っています。血液が通っているということは、生きている証拠。生きているということは、外からやって来る細菌から自分で自分を守っています。

例えばインプラントにしてしまうと、インプラント歯周炎と言って自然の歯よりも疾患になりやすいことがわかっています。

このように、自然な歯はお口の中を守りながら生えています。

初めての予防歯科〜知っておいてほしいこと〜

さあ、予防歯科をはじめてみようかな!

そんな方にお伝えしたい3つのポイントをまとめました。

①自分のお口をよく知ってみてください

お口の中は本当に一人ひとり全く違います。虫歯や歯周病、その他の疾患についても、なりやすい人、なりにくい人など様々です。みんな違うからこそ、自分で自分のお口のことについてじっくり知ってみることが最初の一歩になります。

当院では様々な診断機器を用いて、初めての方でもわかりやすいよう目で見て、じっくり話してお伝えしていきます。

②失ってからではできないことがあります

お口に限ったことではありませんが、「守る」ということの中には失ってしまってからでは手遅れなこともあります。

「誰だって痛い思いやつらい思いはしたくない。」

「そうなる前に、なんとか一緒に守り抜きたい!」

なるべく削らない、抜かないで健康に過ごすためには、はじめから正しくケアして守ってあげることが一番です。

わかっていてもなかなかできなかったお口の健康維持を、当院では過ごしやすい院内とわかりやすい診断と説明、そして洗練された技術でサポート致します。

③治療の”おわり”は、予防の”はじまり”

実は”治療”とは、すでに悪くなってしまったものを元に戻すために行うことを指しています。

せっかく辛い思いから開放されても、そのまま放置するとまたすぐに元通りということも・・・

「治して終わり」のやり方は、オルカ歯科にはありません。

ぜひ予防の大切さを一緒に考えて、きれいに治ったお口を一緒に守っていきましょう!
「きちんと治してずっと守る」シンプルだけど一番難しかったことを、私達は諦めません。