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case 7歳女の子「上の前歯のデコボコが気になる」マイオブレースを使用しながら口腔機能トレーニングを行い、「上顎拡大装置」やマウスピース矯正で歯並びを改善した症例

2023.04.11

治療前

治療後

年齢と性別 7歳 女の子
ご相談内容 「上の前歯がデコボコしていて見た目が気になる」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果 拝見すると、上左右の前歯4本(中切歯/1番・側切歯/2番)がデコボコに生えている「叢生(そうせい)」でした。
また、上下の歯の噛み合わせが逆になっている「交叉咬合(こうさこうごう)」も見られました。

矯正精密検査では骨格に大きな問題はなかったため、叢生に関してはスムーズに矯正を進めることができると診断しました。

今回は乳歯と永久歯が混在している時期に行う「1期治療」となりますが、今後の糸切り歯(犬歯/3番)の生え方によっては、永久歯列の矯正「2期治療」が必要になる可能性がありました。
行ったご提案・治療内容 まず、口まわりの筋機能を矯正するマウスピース型装置「マイオブレース」を使用しながら「口腔機能トレーニング」を行い、悪習癖を改善しました。

次に固定式の「上顎拡大装置(じょうがくかくだいそうち)」を使用し、上顎の骨の拡大を行いました。
今回の症例では使用しませんでしたが、夜間に使用する上顎に力をかけて前方に成長させ、同時に下顎の成長を抑制させる「上顎牽引装置(じょうがくけんいんそうち)」を使用する可能性なども丁寧にご説明しました。

経過を確認し、最終的にマウスピース型矯正装置「インビザラインファースト」で歯を移動する使用する治療をご提案し、同意いただきました。
治療期間 約2年
おおよその費用 矯正精密検査代 35,000円 、1期治療のみ 550,000円
術後の経過・現在の様子 マイオブレースの使用や、口腔機能トレーニングに真面目に取り組んでいただけたので、歯並びと噛み合わせが改善しました。
患者様やご家族も「きれいになってきた!」と、非常に喜んでいただけました。

現在は、良好な状態を維持するため定期的にご通院いただき、経過を観察しています。
治療のリスクについて ・マイオブレースの使用時間や口腔機能トレーニングの取り組み時間が、良好な歯並びの獲得に影響します
・装置の使用を十分にできない場合は、治療を中断する可能性があります
・マイオブレースや上顎拡大装置の使用時に、歯や歯肉などの周りの組織に痛みを伴う可能性があります
・永久歯の萌出とともに再度歯並びが悪くなる場合は、2期治療が必要になる可能性があります
・すべての矯正治療において、後戻りの可能性があります

治療前詳細

治療後詳細