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others 20代女性「歯科検診をしてほしい」約10年ぶりの歯医者で、全体的に付着した歯石の除去と、ブラッシング指導による歯周病治療を行った症例

2023.03.24

治療前

治療後

年齢と性別 20代 女性
ご相談内容 「歯科検診をしてほしい」とご来院されました。
カウンセリング・診断結果 患者様は「歯医者に行ったのは約10年前が最後」とおっしゃっていました。

拝見したところ、全体的に歯茎が腫れ、歯茎の上「縁上」や歯茎の中「縁下」に歯石が付着していました。
特に下の前歯4本(中切歯/1番、側切歯/2番)は、裏表ともに歯と歯の間や歯と歯茎の境目がわからないほど縁上歯石が付着していました。
レントゲン撮影と歯周病検査からは、歯を支えている骨「歯槽骨(しそうこつ)」が全体的に均一に下がっている「水平的骨吸収」が認められたため、歯周病と診断しました。
行ったご提案・治療内容 患者様には、歯周病の治療として歯石をすべて取り除く必要があること、またご自宅でのケアがとても重要であることをご説明し、同意をいただき治療に進みました。

初診時には、歯の表面に付着している縁上歯石の除去をしました。
2回目の来院時は、歯茎の中に付着している縁下歯石の除去をしました。
また、ご自宅でのケアとしてブラッシング指導を行い、患者様のご協力のもと治療に取り組みました。
治療期間 数ヶ月 (縁上歯石の除去は1日で可)
おおよその費用 保険適用
術後の経過・現在の様子 まだ完全な状態ではないものの、患者様のご協力もあり、歯茎の腫れはおさまり、歯石が付着していない状態を維持しています。
患者様は「歯石もなくなってきれいな状態になったので、今後も維持したい」と意欲的な姿勢を見せてくださいました。
現在は、定期的なメンテナンスを行い、経過を観察しています。
治療のリスクについて ・歯石を除去することにより、数日間冷たいものがしみる可能性がありますが、一過性の症状のため数日で落ち着くことがほとんどです。
・歯茎の炎症が落ち着くと引き締まるため、歯茎が下がったように感じることがあります。
・歯周病治療は、ご自宅でのセルフケアと歯科医院での管理を両立することで治癒していきます。

治療前詳細

治療後詳細